プロが見る『TOMAS（トーマス）』の特徴（費用・合格実績）

1対1の完全オリジナル個別指導塾

個別指導とは言っても、どれも同じ形式ではありません。

だいたい生徒3人につき1人の講師がついて授業なり、自習時の質問に答えるなりをするのが平均的です。
また最近の傾向としては「講師1人に生徒2人まで」という対応を保証する塾もでてきました。

そのなかでTOMASに関しては完全な個別指導を行っている塾です。

また、講師の質も高く、どうしても何とかしたい人の駆け込み寺的なイメージを、私はもっています。

1対1なので当然、費用は高額

TOMASは個別指導塾というくくりでみたときに、費用はかなり高いです。

あくまで一例ですが、1対1のマンツーマンなら1コマ90分で8,400円など。
週に1回、一コマづつ受けたとしても月謝は30,000円を超える計算です。

1対1なんだから、単純計算で1対3の場合とくらべると3倍の料金ということになるじゃんと個人的には思いますが、それでも集団塾と併用などでご利用されるケースが多いことを考えると、ご家庭の出費としては、かなりの費用増になってしまいます。

それって家庭教師を頼んだほうがよっぽど安いんじゃないかと思われますが、それでもこのTOMASという塾に人が集まる理由は指導力の高さにあります。

高価なだけに講師の質にはとことんこだわる

TOMASは講師の質にはとことんこだわっていて、常時人材不足の塾業界において成績のあげられない講師は容赦なく更迭するような厳しいスタンスで運営されています。

よって、学生が多い家庭教師などと比べると指導力の差が雲泥となり、そういった指導を求めて何とかしたいっていうご家庭が集まってくるんですね。

しかもそんな優秀な講師が、集団塾では到底ありえない「子供のために完全にカスタマイズされたカリキュラム」を組んで指導にあたってくれるのですから、それ相応の対価がかかるのも頷けます。

集団塾通いの補助としてはベストな合格実績分布

まず分布イメージ図を見ていただきましょう。

上から下まで、幅広く合格を出しています。

これは個別指導塾特有の分布で、大手集団塾へ通う子がサブとして駆け込むケースが非常に多いため、志望に対してあと一歩、短期間でジャンプアップしたいという層が個別指導を併用するんですね。

TOMASはその分布モデルでいう最良な形を持っており、最難関へ合格する子も受け持っているこのような波形が理想通りとなっています。

難易度別に私が抜粋した学校。そちらごとにより細かな数値と専有率をみてみましょう。

最難関校への実績

次難関・上位校への実績

中堅校・中位校への実績

定員以上の合格者が出ることは私立において通例です。第二志望に選ばれやすい学校は繰り上げ合格のために定員に対してより多くの合格を出す傾向があります。入学者数に母数を変更するとより精緻に計れますが、ここでは合格させる力を表現するため、母数を定員にし、その率を出しています。

普通は、下位の学校から、中堅くらいまでが個別指導の合格実績のボリュームとなることが多いんですね。

なぜかというと、個別指導は集団塾のなかでうまく授業についていけない子や、取り戻したい子、それから比較的マイペースな子が集まる傾向にあり、そういった子は中堅志望などに多い傾向がある。

しかしながらこのTOMASの場合は、しっかりとそういう層も、それからトップ校合格への架け橋にもなれている稀なケースなんです。

とにかく高価な塾ですが、頭の片隅にこの塾の存在を入れておく必要もありそうです。